■イタリアで2シーズン戦って得たもの
「FIA-F4イタリア参戦2シーズン目を総括すると、正直、パッとしませんでしたね。予選はだいたい中位集団の上と下を行ったり来たりで、当然危険な位置からのスタートになります。そこを切り抜けられて追い上げるも表彰台には届かず、という展開に終始しました」
「とはいえ、チームと自分のポテンシャルを発揮しきれなかっただけで、イモラとモンツァのシーズン終盤2大会では、十分にトップ争いできるという手応えを得られましたし、ポジティブな自信を持ててシーズンを終えられました」
「イタリアで2シーズンを戦い抜き、得たものは何か? と自問自答しました。それはやはり“基本”です。レースへ臨むにあたっての気持ち、レースを戦うにあたってのクルマのセットアップ、そしてドライビングに関して、一朝一夕に伸びるものではなく、基本の積み重ねこそ大事と痛感しました」
■「皆さまの叱咤激励があれば、イタリアの田舎町も辛くない」
「最後に2017シーズンに関して、皆さまにお知らせできるような体制・状況はまだ整っていません。とはいえ、来年もヨーロッパを拠点にレース活動に精進する予定で、スポンサーさまやマネジメントチームや家族と相談し、ベストの道を探っている最中です。ぜひ、ご支援とご声援をよろしくお願い致します」
「皆さまの叱咤激励があるからこそ、イタリアの田舎町にひとり居てもつらくありません(汗)」
12月半ばには、万璃音の2017シーズンに関してヒントとなるニュースがヨーロッパから届くかもしれない。
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