わずか2戦のみとなった2020年に、優勝と2度の表彰台を獲得したドイツ出身のサッシャ・レンツは、自身6度目のシーズンに向けてもその好調さを持ち越すべく、こちらもSL Trucksport 30(SLトラックスポーツ30)のマンと体制を維持する。

 そして、ETRAやFIAからも「近代のレーシングシーンにおいて、FIAチャンピオンシップに参戦するなかで、おそらくもっとも成功した女性レーシングドライバー」と評されている“シュテフィ”ことステファニー・ハルムも、引き続きTeam Schwabentruck(チーム・シュワーベントラック)のイベコS-WAYで、帝王ハーンとともにマニュファクチャラー登録ドライバーとしてシリーズに挑む。

 通常運営のチャンピオンシップ開催だった2019年には、それぞれ3勝、2勝を記録したレネ・ラインアート(レイナート・レーシング/イベコ)や、アンドレ・クルシム(ドントタッチ・レーシング/イベコ)らに加え、昨季よりシリーズ最年少ドライバーとしてフル参戦を果たしたアリーヤ・コロックも、引き続きバギラ・レーシングに残留してフレートライナーをドライブする。

 現在16歳の彼女は、2020年最初のレースで若手有望株が登録するグッドイヤー・カップで2位、総合成績で8位という好成績を納め、デビュー戦でその才能を示す鮮烈な印象を残している。

 こうしたリスト確定のニュースに際し、ETRAディレクターのロルフ・ウェルナーは「グリッドは非常に競争力があり、今年も間違いなくエキサイティングなレースが展開されるだろう」と期待を寄せた。

「ここ数年、我々ETRCは一貫して強力なグリッドを維持してきたが、この難しい時代にもチームの継続的な取り組みを見るのは素晴らしいことだ。そして今年も、ハンガリーのトラックファンを前に開幕戦を迎えられることを本当にうれしく思っている」と語ったウェルナー。

「どの国のイベントでも熱狂的な歓迎を受けているが、ファンこそがチャンピオンシップの中核であり、このスポーツを特別なものにする不可欠な部分だ。彼らがグランドスタンドに戻ってくる日が待ち遠しいね」

 また、イタリアを代表する参戦マニュファクチャラーのイベコは、FIA ETRCとの公式パートナー契約を延長すると同時に、2021年からシリーズに導入されるHVOバイオフューエルにちなみ、Bio-LNG(液化天然ガス)を動力源とするペーストラック『イベコS-WAY NP』(トップ画像)の導入をアナウンスしている。

SL Trucksport 30(SLトラックスポーツ30)のサッシャ・レンツと、Team Löwenpower(チーム・ローウェンパワー)のハイメ・アンダーソンは、新造されたMANで新シーズンに臨む
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Buggyra Zero Mileage Racing teamからデビューしたアリーヤ・コロック(左)と妹のヤスミーンは、2021年ダカールラリーにも挑戦した
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「ファンこそがチャンピオンシップの中核だ」と語るETRAディレクターのロルフ・ウェルナー
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