11月27~28日の週末にシーズン最終戦『グラン・プレミオ』として開催された2021年スーパーTC2000(STC2000)第12戦は、TOYOTA GAZOO Racing YPF・インフォニアの“スピードスター”ことジュリアン・サンテロ(トヨタ・カローラSTC2000)が、通常フォーマットとは異なる日曜1発勝負で勝利を挙げ有終の美を飾った。

 しかしその背後では、タイトル候補とその所属チームが総力を挙げた最終決戦を繰り広げ、最終的に3位表彰台を獲得した2016年王者のアグスティン・カナピノ(シボレーYPFクルーズ)が自身2度目のシリーズチャンピオンを獲得。ルノースポール・カストロール・チームのエースカーである3号車をドライブした、2019年チャンピオンのリオネル・ペーニャ(ルノー・フルーエンスGT)は、2位フィニッシュを果たすものの一歩及ばずの結末となった。

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