そのまま土曜夕刻には、この予選トップ8リバースによる12周スプリントが開始されると、8番手に喰い込んでいたホンダのアルドゥソが好機を捉える。

 リバースポールの優位性を活かしてフロントロウのマティアス・ミラ(ルノー・フルーエンスGT)を抑えホールショットを奪うと、4周目に導入されたセーフティカーの混乱にも動じずトップチェッカー。ルノー時代にはシリーズ連覇も達成している実力者が、ホンダ・シビックとともに2021年5月以来となる今季初優勝を手にした。

 背後では2位にルノーのミラ、3位にTGRAのジュリアン・サンテロ(トヨタ・カローラSTC2000)と、スタート位置から変動なくフィニッシュラインを通過し、5位カナピノの後ろには僚友ラヴァーが浮上。日曜の決勝に向け、ともにウエイトを積んだシボレー・クルーズの好調な仕上がりを印象付けた。

 その予感どおり、日曜40分+1ラップの決勝はラヴァーの独壇場となり、10号車のシボレーは問題なくレースをコントロールし、2年連続自身4度目のオスカー・カバレン制覇を達成。ラヴァーにとってキャリア通算9勝目となり、2位にトヨタのバリオ、3位にペーニャの続く表彰台となった。

 4位に入ったルノーのモンテネグロに次ぎ、5位となった王者カナピノは、決勝終了後の再車検でテクニカルスチュワードから違反が指摘され「搭載バラストが規定重量に満たない」ことが発覚。これにより、チャンピオンに対しレース結果からの除外処分が下されることに。

 5位以降の最終リザルトは、国内自動車連盟とオーガナイザーの最終審議待ちとなり、サンテロ、ミラ、ファビアン・シャナントゥオーニ(ホンダ・シビックSTC2000)らの順位が暫定扱いに。続くSTC2000第7戦は、7月23~24日にサンタフェ州ラファエラに位置する超高速トラックで争われる。

今季TOYOTA GAZOO Racing YPF INFINIAに加入の18歳ホルヘ・バリオ(トヨタ・カローラSTC2000)は、2位表彰台を獲得した
“旧”TC2000との併催戦には大観衆が集い、日曜決勝トップ3ドライバーもファンの歓声に応えた
132点でランク首位を行くカナピノに対し、ペーニャ、サンテロのふたりが122点で追う展開に

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