ストレニコヴァは、カーリンがGP2からの撤退を発表したことを指摘するとともに、2011年に導入された現行のマシンがアップデートもしくは、新車の導入が必要となった場合の懸念事項を述べた。
「今や、参戦するチームがひとつ減り、ドライバーとの契約も困難な状況となっています。また、1年後には新車が導入されることでしょう。それはチームにとって予測困難で、好ましくない状況を招く恐れを秘めています」と懸念を示す。
「単純に費用の問題も生じます。新車や、新たな機材を購入する必要がありますからね。ドライバーの持ち込み金なしでは、それらの購入資金を賄うことはできません」
チームに所属するロシア人ドライバー、アルテム・マルケロフがGP2への参戦を取りやめた場合、チームの将来に影響するかと問われたストレニコヴァは「もちろん」と答えた。
「ですが、問題の本質は、本当にGP2が2018年に新車を導入するのか? そして、シリーズの立ち位置に変化は生じるか?というところにあります」
