なお、今週末の公式テストはメルセデス、アウディ、BMWにとって3月1日に迫ったホモロゲーション申請期日までに走行できる最後のチャンスとなる。そのため、各陣営は現在もマシン開発に取り組んでいるとみられ、ディ・レスタも17年仕様の“完全版”メルセデスAMG C63 DTMを、まだドライブしていないと明かした。
「まだ、最終仕様のマシンをドライブしたことはないけれど、いまの時点でも(昨年までのマシンと)空力面で違いがあることは分かるよ」
「マシンパワーが引き上げられ、タイヤのコンパウンドは軟らかくなる。(16年と比べて)17年はもっと速いマシンに仕上がることは確実だよ」
「その一方で、今年からタイヤウォーマーの使用が禁止される。冷えたタイヤでピットアウトすることになるから、タイヤ交換直後は苦戦するだろうね」
「こういったアイデアは過去にドライバーが(導入を)主張してきたものばかりだ。だから、今回のレギュレーション変更でDTMのエンターテイメント性が強まることを期待している」
