2008年の初出場に始まり、翌09年からSTI(スバルテクニカインターナショナル)の独自プロジェクトとしてスタートした“STI NBR CHALLENGE(ニュルブルクリンク・チャレンジ)は、今年14年目を迎えた。
すでに練習走行が開始されている第51回大会のADACトタルエナジーズ24時間レースへは、2.4リットル直噴ターボエンジンを積む新型スバルWRX S4ベースの『スバルWRX NBR CHALLENGE 2023』を投入し、SP4Tクラスでの新たな挑戦となるこのプロジェクトを率いる辰己英治総監督に、決勝を迎えるにあたり今大会の展望と目標を聞いた。