すでに昨年末から同プロジェクトの候補と目されていたSVGだが、スーパーカーとNASCARの結びつきは深く、2006年から2014年に掛けては同国スーパーカーで2度チャンピオンになったマルコス・アンブローズがNASCARに参戦し、トヨタやフォードをドライブした。

 また直近では、2018年からスーパーカーでシリーズ3連覇の偉業を達成したスコット・マクラフランが、2021年より満を持してインディカーに挑戦しており、その系譜に連なるSVGもデビューに向け有利なスタートを切るべく、すでにカップやエクスフィニティで優勝を経験するアンブローズに「知恵を借りている」と明かした。

「言うまでもなく、これは世界最大の自動車レースシリーズのひとつだ。それに参加する機会を得て、そのままアメリカのトップレベルに飛び込めるなんて信じられないことなんだ。ワトキンスグレンでキミ(・ライコネン)が初めてやったこと、そして今年のCOTAで再演したことは信じられないほどハイレベルで素晴らしいことなんだ」と力説するSVG。

「マルコス(・アンブローズ)は、僕が最初にアドバイスを求めて電話したうちのひとりだった。彼は僕をとても助けてくれて、基本的なアドバイスや週末の取り組み方をたくさん教えてくれた。『窓から乗り込んで、ドアは開けないよ』だとかね(笑)。もちろん左ハンドルであることもそうだけど、そこはラリーやGTカーで慣れている。イエロー、グリーン、ホワイトからのチェッカーや、ピットストップ時の走り方など、僕らにはまったく異なるレース方法のように見えるんだ」

 ダニエル・スアレスとともに2021年からカップに参戦し、翌年からはロス・チャスティンとの2台体制を敷くトラックハウス・レーシング代表のジャスティン・マークスは、南半球でも市街地戦で強さを発揮する“Kiwi(ニュージーランド人の愛称)”は「NASCARとは非常に異なる経験を積んだドライバーではあるが、ある意味ではカップシリーズに完璧に適している男でもある」と、その活躍に期待を込めた。

「過去2シーズン、キミの参加に対するファンの反応にとても満足している」と続けたマークス。「アメリカのファンはシェーン(ヴァン・ギズバーゲン)のことをキミほどはよく知らないかもしれない。そのことは認めるが、オーストラリア、ニュージーランド、そして世界のその地域の人々と話せば、彼こそ『地球上で最も才能あるドライバーのひとり』だと言うはずだ。彼は“大型車でのストリートレース”に慣れており、誰もが彼のパフォーマンスに感銘を受けると思うよ」

昨年のワトキンスグレンでカップデビューを飾り、今季3月のCOTAにも参戦したキミ・ライコネン
昨年のワトキンスグレンでカップデビューを飾り、今季3月のCOTAにも参戦したキミ・ライコネン
今季RSCでは、トリプルエイト・レースエンジニアリングことレッドブル・アンポル・レーシングのGen3車両のシボレー・カマロZL1をドライブする
今季RSCでは、トリプルエイト・レースエンジニアリングことレッドブル・アンポル・レーシングのGen3車両のシボレー・カマロZL1をドライブする

本日のレースクイーン

美月絢音みつきあやね
2026年 / オートサロン
AUTOWAY
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技
    【最難関は最初にやってくる】
    FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年4月号 No.1618

    新世代F1テクニカルプレビュー
    バーレーンで見えた5つのポイント

    新型GT500車両メーカーテスト
    「見えるもの。見えないもの」

  • asweb shop

    2026年のF1シーズン開幕を記念して、autosport web shopでは対象のF1新作グッズをご購入で送料無料となるフェアを開催中!

    新作アイテムはもちろん、気になっていた過去シーズンの人気商品を一緒にご購入いただくのもおすすめ。