シエラ・カーズ社は、今回の参戦に際し“ブロック・エディション”を7台限定で生産し、販売収益の一部はブロック家の運営する『43インスティテュート』に寄付すると表明。「ブランドを構築したり、アクションスポーツに挑戦したり、ドライバーとしてのキャリアを追求したりする機会が得られず“成長と成功のための適切なサポートが不足している可能性のある、並外れた意欲を持った人々にチャンスの道を作る”という同組織の理念に賛同」し、この取り組みで非営利団体のために4万3000ドル(約600万円)を集める予定だ。

「彼らブロック・ファミリーとともに、今季のPPIHCに参加できてとても光栄だ」と語るのは、この同社の創設者で自身もプロドライバーであるコール・パウエルソン。

「ケンが亡くなった直後にもルーシーと話をしていて、彼女が家族とともにモータースポーツに携わり続けることが、彼女にとってどれほど重要であるかを認識した。ルーシーをパイクスピークに参加させることが、僕らが最もポジティブな影響を与えることができる場所のように思えたんだ」と続けたパウエルソン。

「レース当日にパイクスピークの頂上に立つことは、今まで経験した中でも最大の喜びのひとつになるだろう。それをルーシーやリアと共有できることが、今年最も楽しみにしていることさ」

 そのパウエルソンと同じく「ケンは何十年にもわたって、我が社の多くのメンバーにとって大きなインスピレーションを与えてくれた」と語るのは、ハイパークラフトUSA社の共同創設者兼最高マーケティング責任者のジョナサン・ミラー。

「ルーシーと協力し、この伝説のマウンテンに彼女を連れて行く『シエラ・エコーEV』のパワートレイン供給企業となる機会は、控えめに言っても非常に光栄だ」

「我々もまたブロック一家が彼らの父親と同じように次世代のパフォーマンス・カルチャーにインスピレーションを与えるのを目撃することができて、本当に興奮している」

 競技部門に参加する母ルーシーとともに、前述のとおり父の遺作でもある1400PSのモンスター4WD『Hoonipigasus(フーニピガサス)』のステアリングを握るリアは、タイム計測のない“トリビュート・ラン”を実施予定。2021年のNitorRXナイトロ・ラリークロスではシエラ・カーズのワンメイク部門で表彰台も獲得している彼女だけに、母と同じく現地では父に捧げる走りを披露してくれるはずだ。

Sierra Cars社のレース用オフロード車をベースとした『Sierra Echo EV』は、同じくユタ州のHypercraft USA社が開発した電動パワートレインを搭載する

本日のレースクイーン

月島奈々つきしまなな
2026年 / D1グランプリ
Repair create GR garage 西風新都 Resultjapan レースアンバサダー
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by auto sport 2026 Episode 3

    新人たちの、現在地。18歳の挑戦者。小林利徠斗 × 梅垣清【FORMATION LAP Produced by auto sport】2026 Episode 3

  • auto sport

    auto sport 2026年12月号 No.1626

    特集 GAME CHANGER
    一夜にしてカテゴリーの趨勢を塗り替えた
    名車・名プロジェクト

  • asweb shop

    鈴鹿1000km 50回大会記念
    メモリアルフォトブック


    1966年に始まった鈴鹿1000kmレースの歴史を、50回大会を記念して振り返るメモリアルブック

    3,000円