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海外レース他 ニュース

投稿日: 2023.10.04 17:22
更新日: 2023.10.04 17:23

名門DJRが“ワイルドカード”マスタング披露。シモーナ・デ・シルベストロの98号車はイエローに/RSC

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海外レース他 | 名門DJRが“ワイルドカード”マスタング披露。シモーナ・デ・シルベストロの98号車はイエローに/RSC

 これが約4年ぶりの豪州復帰となるシルベストロは、その直前に盲腸の緊急手術も経験し、本来の事前テストを延期する事態となっていた。それでも、バサースト出走の希望が挫折しそうになった時期を経て一転、痛みと最終的な手術こそ「ショックだった」と言うが、予後が良好であると知って「頭のなかはバサーストでいっぱいになった」と明かす。

「それはそれは痛かった」と、シリーズ公式サイトに語ったシルベストロ。「普通に元気で過ごしていたのに、その数時間後には手術台の上にいた。準備する時間なんて何もなかったし、破裂寸前だった。その意味では幸運で、もし破裂していたらもっとひどいことになっていた」と続けたスイス出身の35歳。

「でも手術がうまくいったと言われたら、私はすぐに“馬”に戻れるタイプだとわかった(笑)。チームは私に合わせテスト日程を変更してくれて、その対応もとても素晴らしかった。彼らは物事をうまく進め、これを実現させてくれた」

 そして本番開始約1週間前の先週には、クイーンズランド・レースウェイで自身初のGen3規定モデルのステアリングを握ることができた。

「このクルマについてはたくさん話を聞いていたから、実際にドライブするのは良いことね。ただ乗り込んで、そのクルマに何が必要かを学ぶだけだから」と、シリーズを離れていた期間も電動シングルシーターのリザーブや、北米インディカーへの“カメオ出演”に、欧州GTシーンでの活動と多忙な日々を過ごしてきたシルベストロ。

「確かに、それは私が慣れ親しんでいるものとは異なっていた。正直に言えば、スーパーカーをドライブするのは4年ぶりで、最初の数周は『間違った側(右ハンドル)』に座ることにも慣れる必要があった」

「コーナーから立ち上がるとき、少し道幅を使い過ぎていたみたい。でもそれは、クルマの感覚どおりにただ“グルーヴ”していただけ。結局のところ、クルマにはいくつかのペダル、ステアリング、そして4つの車輪が付いている。それをできる限り速く走らせる方法を掴むだけよ」

「このクルマについてはたくさん話を聞いていたから、実際にドライブするのは良いことね」とシルベストロ
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ティックフォードの56号車デクラン・フレイザー/タイラー・エヴァリンガム組(上)は今季3番目のスキーム、BRT(右)はメルセデスF1インスパイアのペトロナスカラーに。そしてBJR(左)はファン提供のバサースト・メモリー・フォトをあしらった
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ケビン・エストーレもドライブするペンライト・レーシングは、こちらも復刻となる特別なゴールドのカラーリングとなった
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