ブルーノ・セナに続き、今度はカルン・チャンドックについてHRTのシート喪失の噂が持ち上がり、チャンドックはそれを否定した。
彼の母国インドのメディアが、チャンドックは金銭面の問題で交代の危機にあると報じ、テスト&リザーブドライバーの山本左近とクリスチャン・クリエン、クリスチャン・アルバース、ナレイン・カーティケヤン、パストール・マルドナドらが代わりのドライバー候補として名前が挙げられている。
今月初めにはチームメイトのセナが左近と交代させられるのではとの報道がなされ、セナ自身はそれを否定、チームもセナに満足している旨のコメントを発表している。
「いろいろな推測があるね。シートが欲しいドライバーたちが言い出したことかどうかは分からないけど」とチャンドックはロイターに対して語っている。
「3週間前はブルーノのウワサが出た。インターネットで、『ブルーノは金銭的な問題でチームを出る』だのなんだのウワサされた。今週は僕の番みたいだね」
「新規の3チームはどこももっとスポンサーを獲得し、投資してもらう必要があるのは確かだ。今の状況は新規チームにとってはとても厳しい。トップチームは以前よりもずっと安い値段のオファーをしている。わずかの予算しか持たないスポンサーでもトップチームと契約できるんだ。それは小規模チームにとって不運なことだよ。でも、僕がバレンシアに行くのは確かだ。僕の知る限り、僕はマシンに乗るし、今シーズン末まで参戦する」