パワーと燃費を向上させた水平対向6気筒エンジンに高い評価

ポルシェが2009年度の「ベスト・ニュー・エンジン・アワード」を獲得

ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:Dr.ヴェンデリン・ヴィーデキング)は、インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤー・アワードにおいて再び栄冠を手にしました。911カレラSに搭載されている3.8リッターエンジンが、栄えある「ベスト・ニュー・エンジン・アワード」に選出され、ハイパフォーマンスクラスにおけるポルシェの地位は引き続き強固なものとなります。今年で11年目を迎えるエンジン・オブ・ザ・イヤーは、英国の専門雑誌「エンジン・テクノロジー・インターナショナル」から優れた性能のエンジンに対して贈られます。

ダイレクト・フューエル・インジェクションを備える新世代の水平対向6気筒エンジンは、ポルシェ911のスポーツ性、効率性、環境適合性のレベルをこれまでよりもいっそう高めます。さらに、カレラSには、ポルシェ独自のデュアルクラッチトランスミッション、ポルシェ・ドッペルクップルング(PDK)が初採用されています。PDK仕様車は、8.5%のパワーアップを実現しながら燃費を13%以上改善し、CO2排出量を約15%も低減させています。

3.8リッターエンジンの最高出力は、30PSアップの385PS(283kW)となり、さらなるパワーを得た911カレラSの最高速度はついに300km/hを突破しました。しかも、これほどの卓越したパワーとパフォーマンスにもかかわらず、911カレラSでは燃料消費量も大きく低減されています。とりわけPDK仕様車は、いっそう優れた燃費を実現しており、100kmあたりの平均燃料消費量はわずか10.2リッターです(EU5準拠の総合燃費)。

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