昨年末から開催の可否が騒がれているオースティンでのアメリカGP。サーキット・オブ・ジ・アメリカズの代表を務めるボビー・エプスタインは2月末までに決着をつけなければならないことを明らかにした。

 同サーキットでの開催存続が危ぶまれ始めたのは昨年11月。地元テキサス州政府からの助成金が削減されることになり、開催権料の支払いなどがまかなえない可能性が出てきたのだ。
 対応に追われたエプスタインも2カ月前の段階では将来のレース継続については「よくない状況」という見解を出していた。

 現在も10月21〜23日に開催予定のアメリカGPは暫定扱いとされているが、F1のボスであるバーニー・エクレストンは今週初めに、この件が前進するだろうと述べた。

 このバーニーの見解について、エプスタインは「彼の楽観的な考えだろう」と英国オートスポーツに対して答えている。

「我々はみんな、それが起こることを望んでいる。もしそれが本当であれば、物事は済んでいるはずだ」
「現時点では開催承認を取り付けられる状態ではない。だが、我々に残された時間は残り30日しかない」
「2月末までに我々は答えを出すつもりだ」

 当初は2012年から10年契約で年間2500万ドル(約29億6千万円)が助成金として支払われることになっていたが、グランプリ開催における地域の経済的影響なども含み、1950万ドル(約23億円)まで援助が削減されることになってしまった。

 さらにチケット販売数は年々減少しており、特に昨年は豪雨の影響により客足も低下。そしてここにきての助成金削減は長期的なグランプリ開催に大きな打撃を与えるものになってしまった。

 エプスタインは今年で開催5周年になることにも触れ、それを実現させるために最後まで諦めない意を表明した。
「我々が成し遂げてきたことを誇りに思っている。だが時間は本当に早く過ぎ去っていく。開催5周年となる今年のレースを、誰も逃したくないと思っている」

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