イギリスGPで今季初優勝を挙げたフェラーリのフェルナンド・アロンソは、レッドブル・レーシングに勝てたのは規則変更の影響ではなく、マシン自体が改善されたからだと考えている。
シルバーストンで彼はレッドブル勢を上回る速さを見せ、自身とフェラーリにとって今シーズン初優勝を獲得した。この勝利でアロンソはランキング3位に浮上したものの、残り10戦の時点でポイントリーダー、セバスチャン・ベッテルとの間には92点の大差がある。アロンソは今後もタイトルのことを考えずにひたすら優勝を狙っていくと語った。
「今回勝っても、今後のレースに対する僕らのアプローチは変わらない」とアロンソはフェラーリのウェブサイトにおいてコメントしている。
「僕らは現実的になる必要がある。ランキング上で92ポイント後れをとっている。これは本当に大きなギャップだよ! 1戦1戦ベストを尽くし、できる限り優勝を狙っていく」
「多少大きなリスクを冒すことになり、高い代償を払わなければならなくなるかもしれない。でもこうやって戦っていくしかない」
「僕らは絶対に諦めない。でも選手権のことを考えるべきではない。(フェラーリ会長ルカ・ディ・)モンテゼモロがマラネロで昨日言ったように、僕らは地に足をつけて戦っていく」
アロンソは、今回のフェラーリの好調さはオフスロットル・ブロウンディフューザーに関する規則変更とは関係なく、フェラーリが実際に進歩したのだと考えている。
「イギリスGPの優勝に関して技術的な理由をじっくり考える時間がまだない」とアロンソ。
「レースにはそれぞれのストーリーがあり、別のサーキットに行って初めて物事がどれだけ大きく変化しうるのかを知ることになる。マシンにはいくつか大きな改善を施した。それによってドライビングがとても楽になったし、特に高速コーナーでは以前より路面にぴったりくっついて走っているような感触を持てるようになった」
「つまり空力ダウンフォースが増えたということだ。これは僕らがライバルたちと比べて最も劣っていた部分だ」
「エンジンマッピングに関する変更が一因だとは思わない。僕らはコースのブレーキングしない部分で特に速くなった。つまり実際にマシンがいいということだ」
