WRCは今週、今季最初の本格ターマック戦となるWRCドイツを迎える。今季RK Mスポーツ・ワールドラリーチームからフル参戦に挑んでいる元F1パイロットのロバート・クビカにとって、得意とする路面で本領発揮できるか、周囲の期待と注目が高まっている。

 今季開幕戦のモンテカルロは、アイス&ターマックのミックスだったが、ここでステージウィンを2回叩き出したクビカ。一方で、経験が大きな武器となりラリー競技において、今季はスキルとデータを得ることを目指してきた。WRCドイツ戦は、本格ターマックといってもその性格は多様で、デイ毎に別のラリーを走るようなものとも言われる難関だが、WRC2部門で参戦した昨年は部門優勝、総合でも5位に食い込む活躍を見せた。

 7月にはAスタイルがプリペアしたフォード・フィエスタRS WRCでイタリア国内戦の舗装ラリーに参戦、優勝を果たしたクビカは、この勢いに乗りたいところだ。

「ドイツは今季最初の本格的なターマックラリー。とてもナローでツイスティなステージだし、ヘアピンが多く速度域がすごく低いセクションもある。一方で、ショートの高速コーナーもたくさんあるので、本当に難しいテクニカルなラリーだ」とクビカはドイツのステージを分析する。

「舗装でテストをしたけど、内容は上々だった。天気が少し不安定だから、マシンのセットアップが難しくなるだろうね。好リザルトを期待している人もいるようだけど、現実を見なくてはならないと思う。難しいラリーだからね。2013年もトラブルがなかったわけじゃないし、今年は逆走で使用するステージもある。つまり、上りのタイトヘアピンが多くなるってことだ」

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