ケータハムの現オーナーの代理人を務めるコリン・コレスが、アメリカGP出場に向けて準備をしているが、参戦できる見通しは立っていないと語った。

 ケータハムF1チームのサプライヤーであるケータハム・スポーツ・リミテッド (CSL) に対し再建手続が適用され管財人が指名された。

 管財人とケータハムは話し合いを行ったものの、解決策において合意に至らず、管財人は木曜、リーフィールドのファクトリーからスタッフを締め出した。

 来週のアメリカGPに向け、土曜にマシンを送り出す予定となっているが、管財人は納得行く提案がなされない限りファクトリーを開放するつもりはなく、従ってスタッフがマシンに触れることができない。

 フォーミュラワン・マネジメントとの契約によって、チームが商業分配金を受け取るにはシーズン全戦に出場しなければならない。ケータハムがこのままアメリカGPに出場できず、その理由が不可抗力の事態であるという証明ができなければ、商業上の権利を剥奪されるおそれがある。

 管財人は水曜にF1ライセンスを所有する1マレーシア・レーシング・チームSdn Bhd(1MRT)およびその代理人と話し合いを行ったものの、彼らからの提案は受け入れられるものではなかったと認めているが、今後の提案に期待しており、すべてが終わったわけではないと主張している。

 ケータハムF1チームをトニー・フェルナンデスから引き継いだエンゲーベストの代理人を務めるコリン・コレスは、チームを救うために全力を尽くしてきたが、すべては管財人の手に委ねられていると語った。

 アメリカGPまでに問題を解決できると思うかとの質問に対し、コレスは次のように答えた。
「全員がオースティンに行く準備をしている。ただ、管財人が気持ちを変えない限り状況は厳しい。それが問題だ」

 マシンは土曜にオースティンに送り出さなければならないが、その数時間前にファクトリーが開放されれば発送には間に合うと、コレスは主張している。

 コマーシャルディレクターのイアン・フィリップスは、元々オースティンのガレージで作業を行うつもりだったとして、作業は火曜に開始する予定だと述べている。

 現在、ケータハムの新旧オーナーの間で所有権をめぐるトラブルも起きている。今年ケータハムを買収した新オーナーは、旧オーナーであるトニー・フェルナンデスが正式に所有権移転の手続きをとっていないと糾弾、フェルナンデスは新オーナー側が契約上の条件を満たしていないと主張している。

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