12日、FIAが2010年のF1エントリーリストを発表したが、その中に記載されていた新規3チームがコスワースエンジンを使用することが明らかになった。この発表を受けて、コスワースは3チームと3年契約を結んだことを発表した。
コスワースは、カンポス、マノー、チームUSF1に対して、エンジンの供給と空力をはじめとした技術サポートを行う契約を締結。「コスワースエンジンは2010年のF1レギュレーションに従い、継続的に技術を供給していく」としている。
コスワースのチーフエグゼクティブオフィサーであるティム・ロウティスは「コスワースの技術力をF1のソリューションとして供給することができることになり、非常に喜ばしく思っている」とコメントしている。
コスワースの名は、かつてF1界のほとんどのチームが使用した名エンジン、フォード-コスワースDFVで知られており、DFVから派生したエンジンシリーズで世界中のモータースポーツを支えてきた。F1には2006年のウイリアムズへの供給が最後の参戦となっている。