ベルギーGPの舞台、スパ-フランコルシャン・サーキットが、地元議会からライセンスを2026年まで停止される決定を下されたことが明らかになった。
サーキットの騒音問題は2007年から持ち上がっており、新たなライセンス発行の条件のひとつとして、地元住人による抗議に伴い、環境影響に関する調査が行われる必要があった。しかしピットパスによると、州議会は、スパのオーガナイザーが行った対応を“極めて不適切であり不完全なもの”であると判断、コースのライセンスを2026年まで停止するという厳しい決定を下したという。
これに関し、サーキットディレクターであるピエール-アラン・ティボーは、通信社ルソワールに対し、こうコメントしている。
「抗議の提出以来、状況は変化した。サーキットは騒音減少のために努力し、地元住民の方々との関係も向上している」
「難しい状況だが、我々は人々と向き合って努力を重ねてきた。損害賠償を支払うという条件に応じなければならない。政府に働きかけ、住民代表と交渉を行う」