ラリーアルゼンチンはすでに開幕しているが、セバスチャン・オジエのコ・ドラ
イバー、ジュリアン・イングラシアは、路面が例年以上に荒れていることを懸念している。

「場所によっては、ポルトガルよりも大きな石があって、さらに荒れている。土曜日のジュリアス・シーザーとエル・コンドルは最悪になるだろうね」と語るイングラシアスの言葉は、初日午前のラ・クンブレ周辺を走行した後に出てきたもの。
 ミシュラン装着エントラントはラティテュード・クロスのソフトコンパウンド、S2を選択したが、78.97kmを走行してカルロス・パスのサービスパークに戻った時には、例年のアルゼンチン以上にタイヤが摩耗していた。

 また、シトロエンのセバスチャン・ローブとミッコ・ヒルボネンは午後のステージでハードコンパウンドを選択。ところが湿った路面にはハードが合わず、ソフトを装着したオジエを追い詰めることはできなかった。

 今回のミシュランのノミネートタイヤはソフトタイヤであり、ドライバーはソフト28本、ハード16本からの組み合わせを選ぶことになる。

 ミシュラン・モータースポーツのマネージャー、ジャック・モレリはタイヤのノミネートの難しさを語る。
「2年前にもソフトをノミネートしていた。ところが、当初予定されていなかった舗装区間がかなり含まれており大変だったんだ。そして昨年のアルゼンチンはほとんど雨だった。我々はハードコンパウンド(H2)をノミネートしていたものだから、ラリーを通して使えたソフトタイヤは10本しかなかったんだ。皮肉にもその耐久性は証明できたわけだが、200km以上のステージを同じセットで走らなくてはならないドライバーもいたくらいだ」

 毎年のように天候が異なるアルゼンチンで、「ソフト」と「ハード」のどちらが最適かを見極めるのは、非常に難しいといえそうだ。

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