ステファノ・ドメニカリが、スクーデリア・フェラーリのチームプリンシパルの職を解かれることが明らかになった。

 14日(現地時間)、チームは公式サイトにおいて、ドメニカリがF1部門のジェスティオーネ・スポルティーバのディレクターを辞任したことを正式に発表した。
 ドメニカリは、即時チームプリンシパルの職を離れるとともに、今後そのポジションには現在フェラーリ北アメリカの社長兼CEOであるマルコ・マティアッチが収まることになった。

 ドメニカリは声明において、フェラーリの現状の「責任をとる」とコメント。これに対しフェラーリは、彼の辞職を受け入れ、「これまで23年間、常に責任が増していく中で彼が会社にもたらした貢献と献身に感謝する」と述べ、「今後のステファノ・ドメニカリのさらなる活躍を心から願う」と綴った。

 1991年にフェラーリに加入したドメニカリは、以来スクーデリアで順調に昇格を重ね、2003年にはスポーティング・ディレクターに就任。ミハエル・シューマッハーとの黄金時代を過ごした後の2008年に現FIA会長のジャン・トッドからチームプリンシパルの職を引き継いだ。

 しかし、ドメニカリが率いた6年間でタイトルを獲得したのは2008年のコンストラクターズのみ。2010年には現役最強と言われるフェルナンド・アロンソを迎え入れたものの、その年の最終戦アブダビでピット戦略のミスからセバスチャン・ベッテルにタイトルをさらわれるなど、あと一歩のところで成功には手が届かなかった。

 フェラーリは、アロンソとキミ・ライコネンというふたりのチャンピオンコンビを揃えた今シーズンも開幕3戦で未だ表彰台がなく、コンストラクターズ選手権で5位と大きく出遅れている。

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