フェラーリのテクニカルディレクター、パット・フライは、現在フェルナンド・アロンソはドライバーズランキングトップに立っているが、いくつかのレースで天候が有利に働いたという要因が大きいと認めた。ただし運だけで勝てたわけではないとも述べている。

 ライバルたちから大きく後れをとっていたF2012だが、フェラーリはパフォーマンスの向上に成功し、アロンソは今季ここまでで3勝を挙げている。しかしフライは、ドライコンディションではまだペースが劣っていると述べた。

 アロンソが優勝したマレーシアとドイツの週末は雨の影響を受けた。しかし予選、決勝ともにドライコンディションとなったハンガリーでは、予選6位、決勝5位と、優勝争いに絡めずに終わった。

「マレーシアが完全にドライコンディションのレースになっていたら、違う展開になっていただろう」とフライは述べている。
「我々が天候に助けられたという事実はごまかせない」
「ドライの予選で我々は最速か? 私はそうは思わない。だが過去2回のウエットセッション(シルバーストンとホッケンハイム)では(アロンソがポールポジションを取り)比較的好調だった」

 フライは、F2012はシーズン開幕時点から比べると1.5秒程度速くなったものの、ドライでは最低でもコンマ数秒は不足していると述べている。しかしウエットで結果を出せたのは、単なる幸運によるものではないとも主張した。
「今後も取り組みを続けていくだけだ」とフライ。
「今のポジションにいられるのはラッキーだ。天候に関してラッキーな部分があった。だが誰もが同じコンディションだった。誰もがそのコンディションを最大限に生かさなければならなかった」
「確かに我々は天候に助けられた。だがライバルたちはなぜそのコンディションをうまく生かせなかったのか?」

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