フェラーリが新規チームの状況について辛らつなコラムを発表したことに対し、ヴァージン・レーシングのボス、リチャード・ブランソンが反論し、F1には新チームが必要であり、自分たちはそのうちフェラーリに対抗できるようになると断言した。

 フェラーリは先週、公式サイト上にコラムを掲載、F1からマニュファクチャラーが去っていった代わりに新規チームが参入し、エントリー数は増えたものの、シーズンオフテストに参加した新チームは2チームに過ぎず、その2チームもパフォーマンスが低いと評し、さらにエントリー権を得ずに参戦準備を進めているステファンGPを“ハゲタカ”と揶揄した。そしてこのような状況で新規チームがF1に参戦しようとしているのは、元FIA会長マックス・モズレーが無謀なバジェットキャップを導入しようとしたせいであり、彼が仕掛けた“聖戦が生んだ遺産”であると表現して批判した。

 これに対して新規チーム、ヴァージン・レーシングのボスであるブランソンが反論を行っている。
「フェラーリがあのような文章を連ねたのを見て、少し悲しかった」というブランソンの言葉をタイムズ紙が伝えている。
「F1には新規チームが必要だ。私たちは新しいクルマを一から作り上げたにもかかわらず、ブラウン、フェラーリをはじめとする、何年も何年も活動を行ってきたチームと同じだけの走行時間しかもらえない。それでも文句を言わず、喜んで従っているのだ」
「(フェラーリが)バジェットキャップに反対したのは残念なことであり、馬鹿げたことだと思っている。非常に限られた予算内で極めて優秀かつ速さを持つレーシングチームを作り上げることはできる。ヴァージンチームはそれを証明できるだろう」
「1年か2年すれば、チームはもっとよくなり、彼らに追いついてくるだろう。最終的には新規チームはフェラーリを相手に善戦するようになると思う。そうなればこのスポーツはより一層エキサイティングになるだろう。予算もより現実的なレベルまで下がるわけだしね」

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