今季からついにWRCフル参戦を開始するフォルクスワーゲン。実戦初戦となるラリーモンテカルロは15日、豪雪の中でシェイクダウンが行われ、ポロR WRCが初めて公のステージの上でその走りを披露した。

 バランス近郊のコースで行われたシェイクダウンとフリー練習は、雪、マッド、ウェットが混じるターマックと、本番さながらのコンディション。ポロR WRCで初めての実戦に挑むVWモータスポーツ陣は、ヤリマティ・ラトバラが5番手、セバスチャン・オジエが6番手タイムからの滑り出しとなった。

 「ポロR WRCでの初めてのモンテでの滑り出しは、上々だよ」とラトバラ。「チームともすっかり馴染んだ。今日の難しいコンディションでは、ラリーモンテカルロでも同じになるだろうから、タイヤチョイスはかなり難しいだろうね」

 1年半もの開発期間にテストドライバーを務め上げ、晴れてフル参戦の日を迎えたオジエは、「ポロ R WRCでの初めてのシェイクダウンは、自分にとっても、チーム全体にとっても、とても感慨深い。待っている時間は終わったんだ」と喜びを表した。
 「モンテは僕のホームラリーでもあるから、家族や友人、多くのファンも見に来る。モンテではタイヤチョイスは重要なポイント。プラクティスの1回目の走行ではスパイクなしで走ったが、かなりスリッパリーだったね。タイヤの組み合わせをいくつか変えてテストできたから、明日が楽しみだ!」

 フォルクスワーゲン・モータースポーツのディレクター、ヨス・カピートは「今回のシェイクダウンでは、ドライバーたちがマシンとこのコンディションに慣れることが重要。リザルトは二の次だ」と慎重な姿勢を崩さない。
 「チームのひとりひとりが、自分の役目をよく理解して参加している。スタート前に雪が降ったことで、今年のラリーモンテカルロは、特に難しい展開になりそうだ。ステージごとにコンディションが変わり、タイヤチョイスの面でSS毎に賭けとなるだろう」

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