長年、マクラーレンをテストドライバーとして支えてきたイギリス人ドライバーのゲイリー・パフェットが、今シーズンをもってそのポジションから離れることが明らかになった。

 2006年からマクラーレンのドライバーとして多くのテストプログラムに従事してきたパフェットは、今年33歳とすでに十分なキャリアを築いているにもかかわらず、近年の若手ドライバーテストでマクラーレンからエントリーされるなど、チームのマシン開発に大きな貢献を果たしてきた。

 しかし、チームは来シーズンからこれまでのメルセデスに代えて、新たに日本の自動車メーカーであるホンダのパワーユニットを搭載。今年10月にメルセデスベンツとDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)の契約を延長したパフェットは、長年籍を置いてきたチームと袖を分かつことになった。

「マクラーレンのために働くことを愛していたし、長年の僕のフィードバックやインプットがチームにとって有益だったことを望んでいる」とパフェット。
「マクラーレンには多くの友人がいる。彼らの今後の成功を強く願っているよ」

 マクラーレンのチーフオペレーション兼CEO代理のジョナサン・ニールは、パフェットのこれまでの貢献を称賛している。
「ゲイリーは、ほぼ10年にわたってマクラーレンチームの優秀なメンバーだった。彼の技術的なインプットをはじめ、コース上やシミュレーターも同様に我々には非常に重要だった」
「彼の成功を祈っているよ」

 パフェットは、2010年にマクラーレンのカスタマーシャシーでF1に新規エントリーしたプロドライブの有力なドライバー候補に挙げられていたが、その計画も実現せず。ついにマクラーレンでF1シートを得ることは叶わなかった。

 現在、マクラーレンのテスト兼リザーブドライバーには、先週マクラーレン・ホンダMP4-29Hの走行を担当したオリバー・ターベイとGP2で活躍中の若手ドライバー、ストフェル・バンドーンが名を連ねている。

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