スペインGPで優勝を獲得したパストール・マルドナドは、今のF1においてはドライバーの力が物を言う部分が大きいと語った。
今年のF1は誰かが独走するのではなく、多くのチームやドライバーに勝つチャンスがあり、GP2と似ていると、マルドナドはコメントしている。
「GP2選手権のようになってきている」とマルドナドは木曜、ウイリアムズのファクトリーにおいて語った。
「ドライバーの力が物を言うし、チームは戦略やマシンにおいて努力することで戦える」
「ひとつのマシンだけが勝つのを見るのは少し退屈だ。今シーズンは接戦になっている」
ミハエル・シューマッハーやレッドブルのオーナー、ディートリッヒ・マテシッツらはピレリタイヤを批判しているが、マルドナドは、ウイリアムズはタイヤをうまく機能させることができていると述べた。
「タイヤのデグラデーションはとても大きい。そのためタイヤをうまく管理する必要があるのは確かだ」
「でもそれはレースの一部であり、皆が同じ条件だ。楽なレースなどない。僕らはタイヤ、規則、マシンといったものに適応していかなければならない」
「ピレリは今のところ僕らのマシンではとてもよく機能している。デグラデーションはあるが、それは誰もが同じだ」
「僕らはタイヤについての対策に取り組んできた。タイヤを考慮してマシンを作り、開発してきた」
「僕らは、特にドライビング(スタイル)とエンジニアによるセッティングにおいてタイヤを管理する方法をとてもよく理解している」
マルドナドはウイリアムズは今季中にさらに優勝することができると確信しているが、今のF1では勢力図がめまぐるしく変わるため、今後について予想するのは難しいと述べた。
「(また勝てるよう)ベストを尽くすよ。すべてのチームの力が接近している。タイトル争いは熾烈で、互いのギャップは小さい」
「でも僕らは毎戦強くなっていく。今の時点では僕らのマシンは最速ではないけれど、今後もベストを尽くしていく」
「(もっと勝てないって)言い切れる? でもF1は常に変化している。楽な戦いではないだろうね」
