メルセデスは、レースペースの改善が果たせなければ、オーバーテイクの難しいモナコGPでもライバルに対抗できないと危機感を募らせている。
今シーズンのメルセデスは、予選で顕著な速さを見せており、第3戦の中国GPから3戦続けてポールポジションを獲得している。しかし、ロングランでのタイヤマネジメントに苦しむ彼らは、肝心の決勝レースでライバルと戦うことができず、未だにシーズン初勝利には届いていない。
今週末に迎える伝統の市街地レース、モナコGPは、特にオーバーテイクが厳しいコースとして知られているが、予選に強いメルセデスは今回も上位グリッドが期待されている。しかし彼ら自身は、モンテカルロのコース特性をもってしても、ライバルの追い上げを簡単に交わせるとは考えていない。
「現時点で我々が強力なマシンを有しているとしても、日曜の午後に持ちえるパフォーマンスを十分に活かしきれていないのは明らかだ」と、メルセデス・モータースポーツのボスであるトト・ウォルフは語っている。
「モナコでオーバーテイクを成功させるのは容易ではないが、タイヤのマネジメントに関しこのまま自己満足に陥っているわけにはいかない。力強いリザルトを勝ち取るためには、バルセロナ以上にタイヤマネジメントをうまく行わなければならないんだ」
ルイス・ハミルトンは、モナコにおいて予選の結果が重要なことは分かっているが、決勝のレースペースにも焦点を保ち続けなければならないと言う。
「おそらく他の多くのトラック以上に、ここモナコは予選で最高のポジションを得ることが重要になる。だが、僕らは日曜日にも焦点を保ち、レースペースの改善に取り組んでいかなければならないね」
