4月1〜3日にかけて開催されるWRC第3戦ヨルダンラリーだが、実は20年ぶりの大雨によりコースの大部分が通行不能状態となってしまっていた。
 しかし、軍、政府、アンマン自治体、そして10年来開催者と付き合いのある団体まで、国をあげてヨルダンでの開催を後押ししている。

「まだまだ対処しなければならない課題は多いが、多大な支援に驚いている」と話すのは、コース担当カハリッド・ザカーリアだ。
「嵐のせいでかなり深刻な状況となってしまった。けれどももとの状態の90%ほどにまで回復している。我々が直面していた課題の度合いを考えれば、改修にあたったチームがどれだけすばらしい仕事をしてくれたのかがよく分かる」

 ヨルダンが抱える最大の問題は、多くのステージが海面下にあるということ。
 つまり雨がや止んだ後でも、高地からの水がどんどん流れ込んでしまう点だ。今のところコース変更はないが、まだルートの改修が必要なところがある。観客にも人気のエリア、死海の隣にあるウォータースプラッシュはコースから除外されている。そのためSS全体の走行距離も346kmから339kmへと短くなる予定。
 サービスパークも他と同様にダメージを受けていたが、すでに改修されている。

 ヨルダンラリーはロマン地方の都市、アンマンの北に位置するジェラシュで行なわれるセレモニアルスタートで開幕する。デイ1ではヨルダン渓谷を通過し、死海へむかう曲がりくねったコース、デイ2、デイ3ではサービスパークでのフィニッシュに向かってこのコースを走り抜けることになる。

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