モスクワでの氷上レース、「レース・オブ・スターズ」にキミ・ライコネンとシャルル・ピックが出場した。
ロシアのZa Rulem誌が主催し、ルノーも関わるこのイベントは、ロシア モスクワのヒッポドロームで開催され、ゲストドライバーとしてライコネンとピックが参加、ダスター、ロガンを走らせた。
ドライバーたちは予選後、4つのグループに分かれ、それぞれ15分のセミファイナルを戦い、その後グランドフィナーレが行われ、優勝者がライコネンおよびピックと戦うというのが今回のイベントのシステムだった。
雪上レースの経験がないピックは苦戦したが、ライコネンは地元出身でWTCC出場経験のあるキリル・ラディジンを相手に一時はトップに立つ活躍を見せた。
「久しぶりにアイスレースができて嬉しかった」とライコネン。
「直前までバルセロナでいつものF1マシンに乗っていたけど、全然違うね!」
「氷の上では全く違うドライビングスタイルが求められるんだ。スロットルやブレーキの動きを本当にスムーズにして、ステアリングをうまく切らなければならない。でも少しだけドリフトするのもかなり楽しいんだけどね」
「エンジョイしたよ。大勢のファンが来てくれて嬉しかった」
「レース・オブ・スターズ」はロシアで最も歴史のあるモータースポーツイベントのひとつで、ここまで23回開催され、過去にアラン・プロスト、デイビッド・クルサード、ロメイン・グロージャンなどが参加している。