2012年F1ドイツGPの土曜予選で、トロロッソのダニエル・リカルドは11位、ジャン-エリック・ベルニュは18位だった。
■スクーデリア・トロロッソ
ダニエル・リカルド 予選=11位
このパフォーマンスには満足している。Q3進出目前の11番手は、僕らにとってかなり良い結果だ。もちろんトップ10を逃したことで少しがっかりしてはいるけれど、全体的に見てこの結果は明日に向けて良い位置だし、レースが予報どおりのドライでもポイント獲得が望めるかもしれない。僕の速かったラップに関して言えば、インターミディエイトを履いていてもコース上に水が多い方がグリップが得られたみたいで、そのランの中でどんどんタイムを上げていけたんだ。つまり、僕のベストラップは最後の最後に出たんだよ。ラップごとにいくつかのコーナーでラインを変えてみて、この状況でどのラインが最適かを探っていた。やりがいのある予選だったし、今日の午後は楽しめたよ。
ジャン-エリック・ベルニュ 予選=18位
Q1では僕と13番手の間が0.2秒しかなく、これはとても近いタイムだ。実は僕は最終コーナーで0.2秒ほど失ったと考えていて、それがなければ僕のアタックはかなり良かったと思う。僕にしてみれば、雨が降り始めるのが少し遅かったのが残念だった。Q1で雨がくると思って、すぐにオプションで出ていったんだ。それでも2週間前よりドライでの競争力が少し向上しているようなので、明日は良いレースができると期待している。雨でいくつかのセッションが影響を受けたことで、いつもよりあまりドライタイヤで走れなかったし、明日はタイヤの挙動が面白い要素になるんじゃないかな。