8月4日に開幕した全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第5戦もてぎ。今回のイベントはFニッポン、全日本F3の他にも、二輪J-GP2/J-GP3、そしてEnjoy Hondaも併催され、さまざまなイベントが開催されている。
今回のEnjoy Hondaでは、ツインリンクもてぎ開場15周年を記念して、モータースポーツの歴史を語る上で欠かせない名車がツインリンクもてぎを走行。フォーミュラ・ニッポン第5戦の予選後、コース上には1988年に登場したロータス100Tホンダ、1989年に登場したマクラーレンMP4/5ホンダが登場。二輪でもホンダNSR250、ホンダRC211Vといった名車が姿をみせた。
キャメルイエローがまぶしいロータス100Tは、ターボF1の最終年となる88年に登場したマシン。今回のもてぎでも、ドライブするのは当時と同じ中嶋悟だ。そして、アラン・プロストがドライブしたゼッケン2のマクラーレンMP4/5には、鈴木亜久里が乗り込むこととなった。
ターボ、NAとエンジンが異なるため、2台はまったく異質なエキゾーストノートを響かせもてぎを快走。中嶋、亜久里のふたりも当時を思い出すかのように笑顔でマシンから降りた。
