神戸市に本社を置く阪神酒販株式会社は15日、レッドブル・レーシングと1年間のオフィシャルサプライヤー契約を締結したことを発表した。
阪神酒販は、飲料や酒類、食品生産のほか、商流から物流までの多岐にわたってサービスを提供する食の総合企業で、国内に460もの外食店舗を展開。加えて、焼酎蔵1蔵、日本酒蔵3蔵を運営している。
今回の契約は、2012年の1年契約で、阪神酒販グループ傘下の常楽酒造(本社:熊本)が生産する焼酎ブランド「JORAKU」を通して、レッドブルをサポートするとともに、ブランド認知の向上を図っていく。
「レッドブル・レーシングをサポートし強固なパートナーシップを築き上げることにより、日本の焼酎、清酒蔵として初めてとなるF1世界選手権チャンピオンチームのオフィシャルサプライヤーとして、日本の酒文化を全世界の人に発信してまいります」と同社はコメントしている。
レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーも、次のようにサポートを歓迎している。
「成長を強く志向する価値観を私たちと共有する阪神酒販を、当チームに迎えることを喜ばしく思います。シーズンを通してレッドブルのエナジー・ステーションで日本の歴史と伝統を象徴する彼らの酒を、お楽しみいただけます。レッドブル・レーシングが彼らのパートナーとなって、世界中の皆様にこの優れた商品をご紹介できることを大変うれしく思っています」
今回の契約により、2012年のシーズン期間中、グランプリの開催地やサーキット、世界各国でレッドブルが主催するイベントなどにおいて、「JORAKU」が振る舞われることになるという。
