24日、オーストリアのレッドブルリンクで行われたF1インシーズンテスト2日目は、メルセデスAMGのニコ・ロズベルグが総合トップタイムをマークした。

 お昼前の小雨で一瞬の中断があったものの、ほぼドライコンディションで進んだテスト最終日は、多くのドライバーが周回数を伸ばし、ウイリアムズをのぞく8チームが100周以上を走りきった。

 ロズベルグの駆るメルセデスW06はランチブレイクの前にギヤボックストラブルに見舞われたが、メカニックの素早い交換作業により13時半には走行を再開。その後、スーパーソフトで1分9秒113のトップタイムを記録したロズベルグは、ピレリのタイヤテストや空力およびセットアップ評価に取り組みながら117周を重ねた。

 2番手はフェラーリをドライブしたエステバン・グティエレス。彼は前日のアントニオ・フォッコ同様、グラベルに飛び出す場面があったが最後まで無傷で110周を走破。ベストタイムはメルセデスと同じ1分9秒台に入れたがその差はコンマ8秒と開いている。

 午前中のトップにつけたウイリアムズのバルテッリ・ボッタスは、午後のプログラムをセットアップ作業に切り替えたため、ベストタイムの更新もなく3番手で2日目を終了。トータル79周とライバルに比べて少ない周回となったが、チームは予定のプログラムを完了。ボッタスも次戦シルバーストンへの期待を示している。

 トロロッソをドライブした2014年のDTMチャンピオン、マルコ・ウィットマンはこの日最多の158周をカバー。彼は、「僕にとって素晴らしい経験になった。マシンのパワーには驚かされたよ。DTMと比べるなら、ものすごいパワーだね!」と、充実の一日を振り返った。

 前日メルセデスのステアリングを握ったパスカル・ウェーレインはこの日、フォース・インディアをドライブ。132周を重ねたウェーレインのVJM08には、初日に1周だけお披露目された奇抜な新型ノーズが取り付けられていた。

 フェルナンド・アロンソのマクラーレン・ホンダは、ジョリオン・パーマーのロータスに続く7番手タイムをマークした。朝は18周とスロースタートだったが、午後のアロンソは引き続きショートノーズを含む新しいパッケージを試しながら順調に周回を重ね104周を走破。チームもトラブルフリーで2日間を終え、週末の悪い流れを断ち切った。

 8番手につけたレッドブルのダニエル・リカルドは、残り1時間を切ったところでブレーキトラブルからピットエントリーでストップ。この日最初となる赤旗を出したが、セッション終了前には再びコースに戻った。
 最下位はザウバーのフェリペ・ナッセだった。

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