15日、千葉県幕張メッセで開幕した東京オートサロン with NAPACの会場で、トヨタ自動車の豊田章男社長がプレスカンファレンスに登場。トヨタ内で今後スポーツモデルに力を入れていくとともに、参加型のモータースポーツ活動に力を入れていくとアピールした。

 今年もトヨタはGAZOO Racingと共同でブースを設置しているが、そのステージで午前10時にスタートしたプレスカンファレンスでは、トヨタ自動車の豊田社長自らが登場。「この東京オートサロンは自動車イベントの中でも私の大好きなもののひとつ。会場に来られるお客様はもちろん、各バーツメーカー、チューニングショップの皆さんもクルマを楽しんでおられるからです」と挨拶した。

 豊田社長は昨年もオートサロンに登場、GAZOO Racingの活動方針を示したが、自らも“モリゾウ”としてステアリングを握ったニュルブルクリンク24時間のレクサスLF-Aが商品のLFAとして登場したこと、またGAZOO RacingがチューニングしたiQ GRMNが商品化したことで、「これらの商品を通じて、クルマの楽しさをお伝えできたのであれば、昨年のお約束を少し果たせたのかな、と思います」とクルマ好きに応える活動の2009年の成果を報告した。

 このプレスカンファレンスの中で豊田社長は、トヨタとGAZOO Racingでは今季、「これまで取り組んできた味のあるクルマ作りをさらに加速していきます」として、新たにトヨタの新スポーツコンバージョンシリーズである『Gスポーツシリーズ』を立ち上げ、2010年半ばにはノアやヴォクシー、iQなどのカスタマイズカーを発売すると発表。また、今回のオートサロンには、FT86のGスポーツコンセプトカーを展示するなど、GRMNシリーズとともに、よりスポーツ性に力を入れていくことをアピールしている。GRMNシリーズからは、コンセプトカーとしてオープンミッドシップのハイブリッドスポーツ、FRのコンパクトハッチなどをオートサロンのために開発、展示した。

 気になるモータースポーツ活動について豊田社長は、「近年では、お客様やクルマファンの皆さんに、モータースポーツを楽しんで頂けるベース車を提供できていなかったと思います。今後は、GAZOO Racingの活動を通じて、自動車メーカーとしてモータースポーツを楽しんで頂ける商品の開発とともに、気軽にお客様自身が体験して頂ける参加型モータースポーツ活動にも力を入れ、走る楽しさを広げていきたいと思います」と参加型のモータースポーツに対してベース車両の開発、活動に力を入れることを明らかにしている。

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