ラリー/WRCニュース

投稿日: 2009.09.17 00:00
更新日: 2018.02.15 15:18

5点差でいささか弱気? ローブ「タイトル争いの状況はかなり厳しい」


 ラリーオーストラリアで一度は手にしたかに見えたセバスチャン・ローブの勝利は、思わぬペナルティによって手のひらからこぼれ落ちた。
 もはやローブに自力優勝の芽はない。たとえカタルーニャと最終戦のGBで連勝を挙げても、ミッコ・ヒルボネンが両ラリーで2位に入れば1点差でチャンピオンは決まってしまうという状況だ。
 そんなローブが、地元フランスのレキップ紙への質問に答えている。

──ペナルティが伝えられた時、どんな気持ちでした?

「3日間戦ってきて、やっとの思いで勝ったっていうのに……寝耳に水ってヤツだ。シャレにもなってない。ミッコと1点差に戻せるどころか5点ものビハインドだからね。逃がした魚は大きいよ。このペナルティで状況は180度変わったと言っても過言じゃあない。……いま僕らが言えるのはこの程度だ」

──ペナルティの原因は?

「スタビライザーのパーツだよ。それが公認書に記載された写真と一致しなかった。……もちろんそのパーツで1秒速くなったりだとか、パワーアップしたりはしないよ。そんなことはみんな分かっている。とは言っても、そのパーツがFIAに提出されたものと違っている以上、どうしようもないんだ。それが守るべきレギュレーションだからね。だから僕は受け入れるしかない。僕らはペナルティを受け、チームは控訴しないと決めた。それだけだ」

──チームのミスは、ヒルボネンに4点のボーナスをもたらしました。

「言われなくても、もちろんヘコんでるさ。僕らは勝つためにすべてを捧げてきた。いつだって全力だった。イタリアから勝ちに見放されて4カ月、ようやくオーストラリアで勝って、さあこれからという矢先にしょうもないケチがついてしまった。もちろん、やられっぱなしというわけにはいかないさ。だけど、もう残りは2戦しかない。はっきり言って状況はかなり厳しくなった。土俵際だな」

──自力優勝の芽もなくなってしまいました。

「まったくだ。残り2戦で連勝しても、両方ともミッコが2位に入ってきたら終わりだからね。だからダニ(ソルド)に頑張ってもらうとか、ミッコのミスを期待しなきゃあならない。タイトルを獲るために僕にできることは最低でも2連勝、そしてミッコが僕の後ろにつかないよう祈ることだけだね」

 次戦の舞台カタルーニャはオールターマックラリーであり、地元ラリーとなるダニ・ソルドの活躍も十分期待できるラウンドだ。シトロエンはいざとなればポーランドのようにジュニアチームのセバスチャン・オジエらにオーダーを出すことも辞さないだろう。
 さらにこのラウンドからペター・ソルベルグが08年仕様のC4WRCで出走することも考慮に入れなければならない。
 第11戦カタルーニャは10月2〜4日、スペインにて開催される。


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