7月31日から8月3日にかけて、フィンランドのユバスキュラを拠点に、2025年WRC世界ラリー選手権の第9戦『ラリー・フィンランド』が開催され、トヨタ・ガズー・レーシングWRTのカッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組(トヨタGRヤリス・ラリー1)が初の母国ラリー制覇を果たした。日本人ドライバーの勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1)は総合2位に入り、第2戦スウェーデン以来となる表彰台を獲得している。
2025年WRCはポイントシステムが調整されており、2024年に導入されていた土曜日時点の暫定順位に応じたポイント配分が廃止され、ラリー終了時点での順位に応じてもっとも配分の高いポイント(最大25点)が与えられることとなった。加えて“スーパーサンデー”(最大5点)と最終パワーステージ(最大5点)の成績に応じたボーナスポイントが与えられる。
