2016年にはF1規則変更によりチームとドライバーがタイヤを選択する自由が広がるが、ジェンソン・バトンは、結局どのチームも同じ選択をすると予想、状況は変わらないとの考えを示した。

 今年までは4種類のドライコンパウンドからグランプリごとにピレリが2種類を選んでいたが、戦略の幅を広げレースを予測しづらくするために規則が変更になり、来年は5種類のコンパウンドからピレリが3種類を指定、そこからチームがある程度の自由を持って選択を行うという形になった。

 そのため理論的にはドライバーごとに全く異なる戦略が取られる可能性が考えられるが、バトンは、結局全員が同じ選択をすることになると予想した。

「皆が同じタイヤを使うことになるだろう」とバトン。

「チームが何かひとつのタイヤに大きな問題を抱えていれば別だが、そうでなければ全員が同じタイヤを使う。完全に自由で、どのタイヤを使ってもいいのであれば、他と違うタイヤを使って、少し過激な戦略を採るチームが出てくるかもしれない。でも結局は3種類に制限されるのだから、全員が全く同じタイヤで走ることになるだろう」

「開幕戦が終われば、この話題については誰も話さなくなるよ」

 レースを盛り上げるという、この規則の意図は達成されないと思うかと聞かれたバトンは「スポーツの世界では機を逸することはよくある。そういうものだ。どうすることもできない」と答えた。

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