サー・ジャッキー・スチュワートは、フェラーリはフェリペ・マッサの後任として、フェルナンド・アロンソのチームメイトにポール・ディ・レスタを起用するべきだと語った。
「ポール・ディ・レスタはフェラーリにとって非常にいいターゲットになりうる」と、スチュワートが述べたとBBC Sportが伝えている。F1チャンピオンを3度獲得したスチュワートは、ディ・レスタと同じスコットランド出身だ。
「アロンソは知識という道具はおそらくベストなものを持ち合わせているし、肉体的にも世界で最も優れたドライバーのひとりだ」
「アロンソはほぼピークに到達しており、ディ・レスタのような若手をアロンソの後を継ぐドライバーとして修行させることを、私がフェラーリのメンバーなら考える」
ディ・レスタは将来ワールドチャンピオンになれると思うかと聞かれたスチュワートは「それを予測するのは難しい」と答えた。
「彼は豊かな才能を持ち合わせている。だがスコットランドは彼に早急に多くのものを要求すべきではない」
「勝つためにはトップチームに所属する必要がある。二流のチームにいては勝つことはできない」
「フォース・インディアは努力してトップチームになろうとしているが、まだその状態ではない」
「ポールはこのチームで好結果を出している。彼にはチャンスは十分あると思う」
「我々の歴史には素晴らしいドライバーたちが存在している。小さな国でありながら見事な結果を出している。その中で今の世代において活躍するドライバーがポール・ディ・レスタだ」
ディ・レスタは、ユーロF3、DTMでタイトルを獲得、今年フォース・インディアでF1での2年目のシーズンを迎えている。