ジェンソン・バトンは残り2戦の段階でタイトル争いで依然として有利な状況ではあるものの、不振から抜け出して調子を上げなければ、ライバルのルーベンス・バリチェロかセバスチャン・ベッテルに最後の最後にタイトルを奪われる危険もあると、元ワールドチャンピオン、デイモン・ヒルは警告している。
バトンはこの8戦のうち5戦でランキング2位のバリチェロの後塵を拝している。バリチェロには14ポイント、ベッテルには16ポイントの差を有しているバトンは、次戦で3位に入れば、ライバルたちの順位にかかわらずタイトルを獲得できるものの、次戦ブラジルはバリチェロのホームグランプリだけに、バリチェロがさらに勢いを増すのでは、とヒルは心配している。
「うまくいっていないね。全英オープンのトム・ワトソンのように見える」とヒルはデイリー・テレグラフに対し、ゴルファーを例に出して語った。
「最後の2ホールに近づいてきており、勝利はほぼ確実に思えるが、F1にはプレーオフはない。彼は調子を上げて、説得力を見せ付けて、タイトルを決めなければならない」
「次はルーベンスの母国グランプリだから、彼の士気は高まるだろう。ジェンソンはこの一戦をひとつのレースとしてだけ見て、これに集中し、彼の生涯において最もいい仕事をしなければならない。これがブラジルへの正しいアプローチだ」
