ヘイキ・コバライネンは、ケータハムの今のマシンは昨年型より乗りづらいが、ライバルのマルシャより劣ってはいないと語った。
コバライネンは昨年までの3年間、現在のケータハムチームで走った後、今年のレースシートを失った。しかしチームはバーレーンGP前にコバライネンをリザーブドライバーとして起用することを発表、彼がバーレーンとスペインのFP1で走ることが明らかになった。
アップデートの評価をするため、コバライネンはバーレーンではアップグレードがなされていないマシンに乗り、シャルル・ピックはアップグレードバージョンを使用した。
コバライネンは、自分がバーレーンで乗ったクルマは昨年終盤のものより走りづらかったと認めた。しかしマルシャに勝てる力はあると感じたとも述べている。今季ここまで、ケータハムのピックとギド・バン・デル・ガルデは全般的にマルシャに敗れることが多い。
「このマシンは去年の最終戦の時より乗りづらいと感じた」とコバライネンはSky Sports F1に対して語った。
「もちろんいろいろなことが変わった。タイヤが変わり、その結果セッティングが変わった。主にこのふたつの変化によってクルマが少し乗りづらくなったんだ」
「でもこのクルマからもっと力を引き出す余地はあると感じた。走った後、僕らは本来マルシャに勝てるはずだと思った」
「これからアップデートを導入するから、そうすれば彼らに勝てるようになるはずだ」