イタリアではフェラーリの2016年型マシンへの期待が日増しに高まっているようだ。
先日、スクーデリアは公式ホームページの専用サイトでカウントダウンをスタート、ゴールの1月18日(月)にニューマシンを発表するのではないかとの憶測を広げている。
しかし、本格初なシェイクダウンとなる今年最初の合同テストにはさらに5週の猶予があることから、発表の可能性は低いとも噂されており、フェラーリ会長のセルジオ・マルキオンネも、昨年のSF15-Tを遅い時期まで開発し続けたために、新車の作業に集中するのが遅れたと認めている。
そうしたなか、イタリア誌Autosprintがコードネーム『667』のフェラーリについて興味深いレポートを掲載していると、Grandprix.comが伝えた。
それによれば、新しい跳ね馬のフロントサスペンションは依然もドイツメディアが報じたように完全な見直しがなされ、2012年から続いたプルロッドではなくプッシュロッドが採用されるという。
また、リヤ周辺はより狭くなり、ERS(エネルギー・リカバリー・システム)のレイアウトも再編成。さらにノーズ先端は昨年のトロロッソSTR10に似たスタイルになると報じている。