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F1ニュース

投稿日: 2009.07.10 00:00
更新日: 2018.02.15 14:01

【トヨタF1】ティモ・グロックがドイツGP限定ヘルメットを披露


ティモ・グロックがドイツGP限定ヘルメットを披露

2009年7月10日(金)

パナソニック・トヨタ・レーシングのドライバー、ティモ・グロックは、9日の午後、ドイツGPが週末に開催されるニュルブルクリンクで、新しいデザインのヘルメットを披露した。

パナソニック “キッズ・スクール”デザインコンテストは、ティモがドイツGPの週末に着用する、新しいヘルメットのデザインコンテストであり、ドイツの学校に通う5歳から17歳の170名を超える子どもたちから応募があった。

ティモはハンガリーGP以降、通常のデザインのヘルメットに戻す。

ティモは、シルバーストーンで行われた前回のイギリスGPで、厳選された応募作品を審査。ニュルブルクリンクから400キロメートルほど北東にあるバート・リップスプリンゲに住む、6歳のトム・ルカ・ホフマン君を優勝者に選んだ。トム君が描いたデザインは、ティモが運転するF1カーが、応援する人たちの前を通る様子を表現している。

パナソニック・トヨタ・レーシングのVIPゲストとして、家族と一緒にニュルブルクリンクに招待されているトム君。昨日、チームのモーターホームを訪れ、採用されたイラストが描かれたヘルメットを自らティモにプレゼントし、ティモからはサイン入りのヘルメットのレプリカを受け取った。この様子は、ニュルブルクリンクのパドックにいるテレビ関係者、報道カメラマンに公開された。

ティモは「小さな子どもなのに、細かいところまで良く描かれているので、トム君のイラストに感心した。それが、トム君のデザインを選んだ理由。このヘルメットを被り、地元のファンの前で、レースをすることを楽しみにしている。ヘルメットは幸運のお守りだ!」

ティモは、ドイツGP限定ヘルメットを、国連世界食糧計画(http://www.wfp.or.jp/)チャリティー・オークションに出すことを決めた。今週土曜の夕刻に、ニュルブルクリンク内新アリーナで開催されるボクシング世界タイトルマッチ(Felix Sturm 対 Khoren Gevor)の試合直前から開始される。
ボクシングのメインタイトルマッチの前には、世界レベルのボクシングの試合が夜10時(現地時間)までに6つ予定されており、テレビ中継の下、セレブやメディアを含めた会場の5千人の観衆を前に、ティモによりインターネットオークション開始が宣言される。

国連世界食糧計画であり、パナソニック・トヨタ・レーシングのパートナーであるALJ社協賛プログラムである “Fill the Cup(コップを満たそう)”のロゴは、すでにTF109のフロントウィングに掲出されており、今回のティモの活動はこれに連動することとなる。このパナソニックの“キッズ・スクール”デザインコンテストは国連世界食糧計画・飢餓撲滅活動への貢献となっている。


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