プレス・リリース 1.1 – ブエノス・アイレス 2010.1.1
ブエノス・アイレスでまた会おう!
80万人以上の観衆が集まったスタート・セレモニー会場で、競技者たちは怒涛のような歓迎と応援を受け、本日の第1ステージのビバークを目指して出発した。本格的なレースとなる第1SSは明朝から。
ダカール・ラリーを完走しようとするには、それ相当のモチベーションを維持しなければならない。スタート・セレモニー会場で溢れる人波から熱い応援を受けながらの6kmの花道、ここで「絶対ここに戻ってきたい」という決意を新たにし、競技者たちはモチベーションを一段とアップした。
車検&人検(書類審査)をパスした公式競技者はモト、オート、カミヨンの総勢362台。なんと、アルゼンチンから初めて参加したアマチュア・ライダー、ジャヴィエル・ピッゾリト(Javier Pizzolito)のマシーンが、パルク・フェルメを出るなり火を噴き、ダカール・ラリーの戦列を離れなければなららくなった。これによって、スタート台を後にしたのは361台、中にはこの怒涛のような応援に酔いしれた体験を昨年に既にしている競技者もいるはず。
昨年より2倍もの参加者のいるアルゼンチン人競技者らは、一段と高まる応援の声に、感激をかくせないままオベリスクに向かって走る。そして他の国の競技者らも、その名前を叫んで応援する人、人、人の波の中をとまどいながらぬって走る。
La Ruralのポディウムからコース上に配置されたアルゼンチン警備関係者は30万人。そして、このポディウムからアルゼンチンの首都ブエノス・アイレスの出口まで一杯になった観衆は80万人と推定される。
スタート台を出た競技車は、ラ・パンパを通り抜け、ビバーク地のコロン(Colon)へ。主催者は、早朝、周りの住人たちに迷惑をかけないよう、最初のSSのスタート近くを選んだ。このビバーク地まで317kmのリエゾンとなる。この先9,000kmもの砂丘やアタカマ砂漠などを考えると、今日のコースはまだ初歩にもみたない、しかし、コロンでのビバーク地では早くもテントで寝る。ダカール・ラリーがいよいよ始まった。
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