三菱自動車、特別仕様車『コルト RALLIART Version-R Special』を一部改良して発売
— 2008年度販売終了後、多くの再販のご要望にお応えして再度発売 —
三菱自動車は、2008年5月に発売した特別仕様車『コルト RALLIART Version-R Special(ラリーアート バージョンアール スペシャル)』を、お客様からのご要望にお応えして、2月18日(木)から全国の系列販売会社より再び発売する(メーカー希望小売価格:2,320,500円、消費税込)。
『コルト RALLIART Version-R Special』は、4つのドア開口部に「連続シーム溶接」*1を採用することでボディ剛性を大幅に高めたほか、外観・内装にも数々の専用装備を施して、走りにこだわりを持つお客様を中心にご好評いただき、販売終了後も、多くの再販のご要望をいただいていた。
*1\t棒状の電極を使用するスポット溶接が「点」での溶接であるのに対して、円盤型の回転電極を用いる連続シーム溶接は「線」での溶接であり、溶接面積が多いためボディ剛性が大幅に向上する。
1. 商品概要
ベース車『コルト RALLIART Version-R』からの変更内容は以下の通り。
(1) ボディ
4つのドア開口部で、ボディパネル貼り合わせ部分の全周を、従来のスポット溶接に加えて、熟練工の手作業による「連続シーム溶接」を施した。これにより、従来のボディと比べて曲げ剛性で約10%向上し、車両のピッチング(縦揺れ)及びロール(横揺れ)が抑えられタイヤの接地性が向上。ドライバーの意図に忠実なステアリングレスポンス(操舵応答性)とトラクション(駆動力)性能を実現した。
(2) エクステリア
ラリーアート社製のスポーツマフラーを採用。メインマフラー容量とパイプ径を増大させることにより排気効率を高め、重厚なスポーティサウンドを実現。また、メインマフラーからテールパイプまでを鏡面仕上げのステンレス製とすることで、迫力あるリヤビューを演出した。
専用のシルバー塗装を施した12本スポークデザインの16インチアルミホイールを採用し、足元の印象を引き締めた。【2008年5月発売車からの変更点】
テールゲート右下部に専用バッジを装着した。
ボディカラーは、今回の再発売に伴い、チタニウムグレーメタリックを新たに設定したほか、レッドメタリック、ブラックマイカの3色展開とした。【2008年5月発売車からの変更点】
(3) インテリア
身体のホールド性を高めるレカロ社製のフロントバケットシートを採用した。
本革巻きのステアリングホイール及びシフトノブに、専用のシルバー色のステッチを施した。
インストルメントパネルのセンターサイドパネル及びエアアウトレットリングをカーボン調とし、スポーティなドライビング空間を演出した。
2. 販売概要
(1) 販売目標台数
200台
(2) 取り扱い販売会社
全国の系列販売会社
(3) メーカー希望小売価格(据え置き)
(リサイクル料金、保険料、消費税を除く税金、登録等に伴う費用は含まれない)
車名\tコルトRALLIART Version-R Special
エンジン\t1.5L MIVEC DOHC 16バルブ 4気筒 インタークーラーターボ
変速機\t5MT
駆動方式\t2WD
車両本体価格(消費税込)\t2,320,500円