スーパー耐久シリーズ2009 第3戦
「鈴鹿500kmスーパー耐久」
開催日:2009年6月5日
コース:鈴鹿サーキット
天候:(予選)晴 (決勝)晴
路面コンディション:(予選)ドライ (決勝)ドライ
チーム:岡部自動車withワイズプロジェクト
マシン名:Kyoshoメーカーズ岡部自動車RX-7
ドライバー:長島正明 / 田ヶ原章蔵 / 古谷直広
観客動員数:7000人

ついにレースの聖地鈴鹿サーキットにやって来ました。建物も新しくなり広いピットスペースもあいまって流石と言った所です。今回こそは完走するぞという意気込みに反して、会場は大雨にみまわれました。しかもRX-7に取って不利と言われるコースレイアウト、さて、光明が差すのかどうか、どう戦い抜くのか、みなさんも一緒に追いかけてみましょう。

■ フリー走行 6月5日
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CarNO.15 Kyosho メーカーズ岡部自動車RX-7
ドライバー長島正明選手
田ヶ原章蔵選手
古屋直広選手

ST—3クラス 参加台数7台、あいにくの大雨の中ウェットコンディションに対応、レインタイヤ装着にてフリー走行開始です
危険防止のため、早めの終了と判断し明日の天気回復に期待する形となりました。

■ 公式予選 6月6日
CarNO.15 Kyosho メーカーズ岡部自動車RX-7
ドライバー長島正明選手
田ヶ原章蔵選手
古屋直広選手

ST—3クラス 参加台数7台、気温25.8度 路面37度、蒸し暑い中の走行となりました。先日は大雨のためドライコンディションのデータが取れずレインタイヤからの切り替えが必要なため、リズムを掴むのを念頭に置いたタイムアタックとなります。長島選手からトライ、最初は2‘43、713~2‘21、381とペースを上げて来ました。田ヶ原選手2‘21、381~2‘22、03 こちらはさらにペースを上げて来てます。
そして古屋選手は、平均22秒台をキープして他の選手より多めにトライ。しかし、白煙がのぼりピットイン 原因究明(タービンブロー)のため本日は終了となりました。暫定結果四位でしたが、明日の決勝に向けてメカニックの懸命な姿を見送りながら明日に備える形となりました。

■ 決勝 6月7日
今回の決勝に対する意気込みをいただきました
長島正明選手
「当初は勝ちまくり優勝をねらう予定でしたが、しかし今はとにかく完走してチェッカーを受けるに切り替えました。二人に車大事に乗るようにお説教します」

田ヶ原章蔵選手
「完走のみ!この決勝のために調整してきました。そのために全開走行は封印です」

古谷直広選手
「セッティングのバランスを確認しながら表彰台を狙います。しかし500KMは長いなあ」

強風の中、気温27度、路面温度は40度を超える中、ついに始まりました。かの有名なF1ドライバーや、数々のレーサーもここで同じように緊張の一瞬を向かえました。そして今その場所にて、ついにスタート!まずは古屋選手、2‘22秒台を平均に安定した走りを見せる。なんとベストラップは2‘20、544。 29周目にペースカーが入りそのタイミングで長島選手に交代、同じく平2‘23秒台でエンジンをいたわりながら走行、その間一時トップにも躍り出る。 57周目にて田ヶ原選手に交代。更にエンジンをいたわる形で走行して、2位をキープ(1位はFINA ADVAN M3)。レースも終わりに近づいたにも関わらずピットの緊張感は抜けませんでした。そして湧き上がる歓声、外に飛び出すスタッフ達。鈴鹿の空にかかるシャンパンの虹、結果は二位でしたが優勝に負けない感動を胸に、今回のレポートを終了とさせていただきます。

■ ドライバーコメント
長島正明選手
「完走という目標は果たせた。田ヶ原選手が我慢してくれたお陰だ。
無理をせず走り抜いたので成功と言えるでしょう」

田ヶ原章蔵選手
「ほっとしました。呪縛から開放されました(笑)。これで次からは全開でいかせていただきます!スタッフさん及びメカさん本当に有難
うございました。」

古屋直広選手
「優勝したかった!でもセーフティカーをうまく使えたし、僕の感がさえてましたね。」

鈴鹿500kmレース結果
予選4位 決勝2位