今年、韓国GPが予定通り行われるかについて、F1の商業権所有者であるバーニー・エクレストンも開催を不安視していることを認めた。
韓国GPについては、ここ何ヶ月にもわたって開催が疑われてきたが、主催者たちはその度にレースには間に合うよう準備されていると主張してきた。
しかし、同国初のグランプリが10月24日に迫っているにも関わらず、FIAによる9月21日のコース査察は行われず、延期となったままだ。
週末のシンガポールGPには、査察の新たな日程を話し合うために韓国GPの関係者が現地を訪れていた。
この問題についてエクレストンは、「それが開催されるまで、常に懸念があるのは確かだ」とAP通信に対して語っている。
「幸運が訪れ、物事が起こる事を願わなければならない」
エクレストンはさらにBBCにも「良くはない。当然6週間前に査察が行われるべきだったんだ。それは行われたが、パスはしなかった。通常ならレースの90日前にチェックするのだが、今はそれを延期している状態だ」
「私たちが実際に何をしたかはかなり危険だが、“レースをするかしないか”というケースなんだ。彼らはすべてオーケーだと言っているので、彼らが正しいことを願っている」
英AUTOSPORTは、韓国国際サーキットの査察が日本GP決勝翌日の10月11日、開催まで2週間をきって行われるとレポートしている。