ネルソン・ピケJrが、母国ブラジル出身の故アイルトン・セナに関して、現在のF1で走っていたら偉業は成し遂げられなかっただろうと語った。

 元ルノーF1チームに所属していたピケは、後身ロータスF1の現在のドライバー、ロメイン・グロージャンがいい結果を出しているのは、タイミングよく、いいマシンのある今のチームと契約できたという幸運のおかげだと述べたと報じられたが、アイルトン・セナについても辛らつな発言を行ったとmotorsport.comが伝えている。

 アイルトン・セナは3回タイトルを獲得、優勝回数41回、ポールポジション獲得回数65回を誇るドライバー。しかしピケは、今のF1はセナが活躍していた時代とは異なっており、セナが現在のF1に参戦していたら、それほど素晴らしい結果は出せなかっただろうと語った。

「たとえばセナも、今のF1では何も成し遂げられなかっただろう」とピケが述べたとTerraが伝えている。
「彼はとても速かった。でもテクニカル、メカニカルの面での才能はなかった」

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