アウディの日本法人であるアウディジャパンは19日、『Audi Team Hitotsuyama』としてHitotsuyama Racingとパートナーシップを提携、ドイツのアウディスポーツからのバックアップを受けスーパーGT300クラスに参戦すると発表した。
Hitotsuyama Racingはこれまで、GT300クラスでアウディR8 LMSウルトラを走らせてきたが、今季に向けチームはアウディジャパンとパートナーシップを提携。新たなチーム体制でGT300クラス制覇に挑むことになる。
今回のパートナーシップ締結により、ドイツのアウディスポーツからのエンジニアサポートをはじめ、アウディジャパンとしてバックアップ体制をより強化した体制で臨むという。
「『Race track to the road』のスローガンを掲げるアウディは、創業当時よりモータースポーツの場を技術の実験場として、最も過酷な環境での走行を通じて、様々な新技術を開発し続けています。レースにて培われた技術を市販車にフィードバックし、お客様に革新的な技術として提供をし続けております」とアウディジャパンはプレスリリース内で綴る。
「日本においてもモータースポーツを通じて多くのお客様にアウディの技術力への理解を伝えていくとともに、スポーティなブランドイメージを強固なものとするべく、活動を広げてまいります」
すでに今季のチーム体制として、鬼木秀和監督の下、リチャード・ライアン、藤井誠暢という強力なドライバーラインナップが敷かれたAudi Team Hitotsuyama。15日の岡山テストからはアウディのイメージを伝えるR8の新しいカラーリングもお目見え。幻冬舎のライフスタイルマガジン『ゲーテ』、アウディ・ファイナンシャル・サービスのロゴが入れられている。
今季のスーパーGTでは、BMWジャパンが強力にバックアップするBMW Sports Trophy Team StudieがスーパーGTに参戦するなど、ドイツメーカーのインポーターが強力にバックアップするチームが2チーム参戦することになった。