2014年F1モナコGPの土曜予選で、フェラーリのフェルナンド・アロンソは5位を獲得した。
■スクーデリア・フェラーリ
フェルナンド・アロンソ 予選=5位
今日のリザルトは今週末の現状を集約したものであり、ほぼ予想したとおりの結果になった。悪い結果だったとは思わない。これまでトップグループにいたウイリアムズやフォース・インディアといったライバルたちより前の位置を維持できたのだからね。何より重要なのは、レッドブルの2台に近づけたことだ。
僕らはアンダーステアに苦しみ、ブレーキング時の問題を抱えていたから、通常より大きな変更を施し、それによって大幅な改善が見られた。
予想よりもタイヤはかなり硬いようで、作動温度領域に入れるのにかなり苦労している。明日の決勝がドライになれば、誰がコース上に一番長くとどまれるかが勝負の耐久レースになるだろう。でも予報どおり雨が降れば、完走するだけで好結果と言えるような状況になるはずだ。木曜に数周走った際には、氷の上で滑っているようで、本当にぎりぎりの状態だったからね。
今日のラップは僕にとって今年ベストのラップだったと思う。Q2で少し速さが増し、少しプッシュできるようになり、Q3で(マシンから)最大限の力を引き出せた。
Q3でのラップにもマシンバランスにもとても満足できた。(セバスチャン・)ベッテルからわずかコンマ1、2秒差というのは嬉しい驚きだ。
もちろん、予選をはじめ、すべてのエリアでもっと向上する必要があるけれど、モナコの予選は一番得意なんだ。リスクを冒し、1周のパフォーマンスを追及するという面で、大好きなサーキットだよ。