2013年F1インドGPの土曜予選で、フェラーリのフェルナンド・アロンソは8位を獲得した。
■スクーデリア・フェラーリ
フェルナンド・アロンソ 予選=8位
予選の前に、何が最もいい戦略なのかを検討した。同じぐらいの価値を持つふたつの選択肢からひとつを選ぶのは本当に難しかった。
Q3でソフトタイヤを使っていたら、もっといいグリッドを確保できただろう。一方でミディアムを選べば、トラフィックの中で走らずに済む。ソフト側のコンパウンドのここまでの傾向を見ると、ソフトでスタートしたマシンはかなり早い段階、おそらく6周ぐらいでピットインしなければならなくなるだろうからね。そうすると彼らは、30周ぐらいコースにとどまる集団の後ろで走らなければならない。
ある段階でソフトタイヤを装着しなければならないのは確かで、そこで苦しむだろうことは分かっているから、準備しておかなければならない。
金曜日にはソフトタイヤで15、16周を走ったが、今日はわずか3周しか走れなかった。つまり、明日どうなるかは、全く予想できないということだ。チェッカーフラッグを受けた後で初めて、何が正しい選択だったかがはっきりする。
僕らの選択のいいところは、2台の戦略を分けたことだ。少なくとも僕かフェリペ(・マッサ)のどちらかはいいポジションでフィニッシュし、コンストラクターズ選手権2位というチームの目標に貢献できるはずだ。それこそが今の僕らの最優先事項だからね。