フェルナンド・アロンソは、フェラーリのスタッフたちに対し、今年序盤は苦労するだろうが、そのうち巻き返せると信じる気持ちを失うなと呼びかけた。

 フェラーリは冬季テストを順調に過ごすことができず、テクニカルディレクターのパット・フライは表彰台争いに絡むのは無理だろうと発言した。しかしアロンソは、フェラーリが挽回できると信じている。

「冷静さを保って、一歩ずつ進んでいかなければならない。まずはメルボルン戦で最初の印象を得ることができる」とアロンソはフェラーリの公式サイトにおいて語っている。
「自分たちの位置を把握したら、より正確な目的を設定することができる。フェラーリのメンバー全員が勝ちたいという意志を持っており、僕らチームには素晴らしい歴史がある。ひとつ確かなのは、だからこそ僕らはいい戦いをする責任があると感じているということだ。僕ら、ファン、パートナーすべてが同じ気持ちだ。この目標を達成するために団結する必要がある」

 フェラーリが問題を解決できると確信している理由は、チームはマシンのどの部分がよくないのか把握しているからだと、アロンソは言う。
「僕らはもっともっと向上しなければならない。F2012への理解を深め、自分のドライビングスタイルを新車に合わせる必要がある。新車はリヤの空力ダウンフォースが低下し、ピレリタイヤが新しくなったことで、少しドライブしづらくなっている」
「マシン開発の進むべき方向性は分かっているし、それは重要な一歩だ。序盤数戦は歯を食いしばって乗り切らなければならない。でもまずは競争力の点で僕らがどのあたりに位置するのかを正確に把握し、選手権序盤はできる限り多くのポイントを持ち帰れるよう全力を尽くしていく」
「ファンは、僕が具体的な結果を予想することを期待していると思う。でも今の段階では正確に自分たちの位置を言うことはできないというのが事実なんだ。予選が終わる土曜の夕方6時まで待たなければならない。さらには序盤のフライアウェイラウンドが終わるまで待つ必要があるだろう」

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